非常用発電機を所持している事業者様へ
非常用発電機とは
地震などで停電した際に、スプリンクラーや消火栓のポンプ、そしてエレベーターなどを作動させるために自家発電する設備です。病院や介護施設・ホテル・旅館・劇場・デパート・スーパーなど多くの人が集まる施設への設置が義務付けられています。全国に125万台あるとされています。
強まる規制
2018年6月1日、自家発電設備の点検方法が大きく変わりました。(改正ポイントは4つ)
- ① 負荷運転のみ⇒負荷炎天または内部監察等
- ② 1年に1回⇒6年に1回でも可。ただし、運転機能の維持に係る予防的な安全策を講じていることが条件。
- ③ 全ての自家発電設備に羽化運転が必要⇒ガスタービンは不要
- ④ 換気性能の点検は負荷運転時に必要⇒無負荷運転時に実施
負荷運転のほかに、内部監察・予防的保全措置点検もできるようになりましたが、最も短時間で安い点検方法は疑似負荷運転です。内部監察・予防的保全措置点検いづれも発電機を部分的にばらしますので作業時間が長くなります。更に、点検中に大地震が来た時に備えて、仮設電源も用意しなければならず、その分,コストも上がります。ただ、どの点検方法を選ぶかは、お客様の選択です。
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